風はまだつめたいが、今日は20度近くまで温度が上がったようだ。
日の出直後、畑にある温度計では2度だったので、気温の差が激しい。ビニールハウスの中は尚更なので、気温が上がり過ぎないよう、ほとんど開けっ放しにするようになった。
春は気温の上昇、そして朝方の低温が気になって温度計をよく見るし、夏は夏で(あまり見たくないけど)、「うわ~、38度!」とか、「結局熱帯夜だったか・・・」とチェックする。秋はそれほど温度計を見ることは少ないが、やはり秋の終わりの気温の下降が気になる。そして、今年の冬ほど最低気温をチェックした年もなかったように思う。
本格的に園芸に携わるようになるとやはり必要になってくるのが温度計なのだが、昔からあるアナログのものやデジタルのものなど色々なものがある。値段も100均から、精度の高いものは何万円とか、上を見たらキリがないだろう。
圃場では最高最低温度計を使うことが多いが、デジタル、アナログとも使っている。
ところが、この一年でデジタルの方が一台ダウンした。もともと、複数台使っていたが、表示温度に1,2度誤差があった。確かにデジタルの方が、視認性が良く、パッと現在の気温がわかるのだが、暑い時期など、液晶が真っ黒になってしまうこともあった(涼しくなったら戻ったが)。
ところが今年は完全にダウン。電池も変えたがウンともスンとも言わなかった。
今になって気づいたのだが、置いておける場所が、0℃から、50℃だった。冬場は氷点下になるし、50℃ももしかして・・・という環境である。致し方ない。
それに対してアナログの方は、一番古株はおそらく15年ぐらい経っているのだろうが、過酷な環境であってもまったく問題としない感じである。
デジタルの方は、湿度も一目でわかったりする優れものだったりするが、時々調子が悪くなるとその数字にも疑問符がつく。
過酷な環境を考えると、壊れた分の補完はアナログになりそうである。