株元に春を見つける

来週は、半ばごろまた雪マークが出ているが、今週は春を思わせる日が結構あった。

天気も良く、少し時間的にも余裕があると気分も穏やかに、親木のメンテナンスにも向かう気になる。いつもタイミングを逃したり、行う余裕もないまま春を迎えるのだが、今年は珍しいことだ。

昨年夏の開花後は剪定をしたもののその後は特に何もしなかったコモン系のラベンダー。

1月の積雪で中央が若干押しつぶされ、すこし枝折れもある。寒さには強いので今の時期はこんな風にシルバーグレイになって冬を過ごしている。

それでも株元からは新芽が伸び始めている。柔らかな芽は春の色。株元に春を見つけた感じだ。

古い枝を剪定して形を整え、ついでに挿し木もする事にした。

とりあえず、挿し木が完了する。枝がずいぶん減ったがちょっと見た目も悪い。

古い枝を減らすように、また不要な枝も減らす。

株元からは早々とヨモギも顔を出している。このままではヨモギに囲まれてしまうし、大きくなると取り除くこと自体が難しくなる。

根を痛めないよう、ヨモギを根ごと取り除く。

最終的にはテニスボールぐらいのサイズにまでなってしまったが、ここまでしておくと一安心という感じだ。普段はもっと適当にするのだが、写真を撮りながらとなると自然に丁寧になるものだ。

きちんと手入れしたのでしっかり応えてもらいたいところだ。初夏の花が楽しみである。