がじがじ

長年、それほど気にも留めていなかったけれど、なんとなく腑に落ちないことが、今朝ようやく判明した。

畑に落ちていた一枚のラベル。確かに先日自分が苗の横に差したものだった。
「おや、昨夜はラベルが飛ぶほど風が強かったっけ?」
と最初思ったのだが、最初に差していた場所とはずいぶん離れたところに落ちていて、しかも先の方がぐしゃぐしゃになっている。

ラベル

いままでも何度かラベルの一部が同じように傷んでいるのを見かけたことがあるけれど、いつも、落ちたラベルを靴底かなにかで踏みつけたのか、どこかに挟まってぐしゃぐしゃになったのだとばかり思っていた。

でも、ラベルに穴があくようなスパイクを履いている者はいないし、耕耘機で土と一緒に耕してもこのような形には変形しそうにない。

今朝このラベルを見たとき、以前スタッフが言っていた
「ビニールハウスを固定しているビニール紐をタヌキが齧っているようだ」
との言葉を思い出したのである。

もちろん誰も現場を見た訳ではないが、時々ビニールハウスの固定紐に穴があいていることがある。どうやら猫の爪研ぎのようにビニール紐を噛んでいるのではないかという推理だ。

よく見るとこのラベルも紐と同じような被害状況。困ったものだが、年に数枚程度の被害、今のところ作物への害はないようなのであまり目くじらを立てることもないか・・・。

現場監督

定期的に手入れに訪れるお庭のうち、いくつかは、平日お家の方が御不在なことも多い。幸い、信用していただいており、事前事後の連絡・報告でお庭の作業を進めさせていただいている。

今日お伺いした庭もそんなお庭の一つだったが、このお家には我々が「現場監督」と呼ぶ強力なお目付け役がいらっしゃる。

我々が到着すると
「やっと来たか?現場到着が遅いぞ。」と
カーテンをめくって現れるワンちゃんである。

作業の疲れも癒してくれます
作業の疲れも癒してくれます

昼食や、お茶の後も必ず顔を見せてくれるので
「現場監督が、早く仕事しろって言ってるゾ」
と言いながら仕事につくのである。

どうやら、我々が庭を掘ったりいじったりするのが気になるようだ。スタッフによると自分の縄張りを荒らされていると思っているとか。ナルホド。

美味しい骨が埋めてあっても取ったりしないから信用してくださいよ、現場監督殿。