夏の初めだったか、梅雨の途中だったか、苗の水やりをしていて「エッ!?」と驚いた。
ローズマリーの苗のラベルがない!
すぐに近くや棚の下を探してもラベルは見つからなかった。

ローズマリーは、ラベルがなくなっても特徴があって種類がすぐわかるものもあれば、なかにはラベルがなくなると全くお手上げというものもある。まあ、そういう種類はごく限られているので、念のためにラベルを複数つけたりして気をつけているのだが。
今回問題となったローズマリーは、「だいたいわかるけれど絶対の自信が持てない」という種類。
葉の形やつや、枝の伸びかた、置いてある場所とか、たぶんこの頃に挿し木したものだとか、この種類は今年まだ増やせていないとか、消去法で確定していくと、ほぼ「あれだよね」というのがわかっているのだが、最後のもしかして・・・というところが花が咲くまでわからないというタイプだ。
おかげで、せっかくいい感じで育っていたのに、発売のタイミングを逸してしまった。
決め手となる花を待って数ヶ月。ようやく花芽が見え始めてきた。ラベルさえあったら、夏か秋には発売できただろうに・・・。古い葉はそろそろ更新を前に黄色くなり始めてしまった。
毎日のように気になって開花を待っているが、気温が下がりつつあるこの時期、蕾までできてもその先が遅々としてすすまない。もう一歩なのだが。
さて、今年中に花を拝むことができるのだろうか。










先月の大雪、1月25日の写真。おそらくこの冬で1番の積雪の時だろう。右側にハーブの親木たちがたくさん埋もれている。
これが今日の様子。ようやくほぼ全ての株が雪の下から顔を出した。念の為、それぞれの株を確認するが、やはりそれなりに被害は大きい。




昨日、ビニールハウスのご近所さんからいただいた蕗の薹。今年は出てくるのがちょっと早く、ずいぶん大きめだとか。早速、大量の蕗の薹味噌を作った。





秋のポット上げが遅くなってしまい、冬前の発売に間に合わなかった株たちだ。花を咲かせてしまったことで春の成長がどうなるやら、いま1番心配な種類である。