真冬と初夏を行ったり来たり

典型的な西高東低冬型の気圧配置の日は、1日のうちで何度も晴れと曇り(または雪)が繰り返される。

そんな日は、ビニールハウスの中では真冬と初夏を何度も体験することになる。

当店のビニールハウスは多くは開け放っていて日中も夜間もほぼ外気温とイコールだ。ただ、レモングラスなど一部の寒さに弱い種類を冬の間防寒するためのビニールハウスは別。外の気温がマイナス5度以下になってもなんとか苗が越せるよう、一応二重張りだ。

冬の二重ハウスの中は日が差し込めば天国

普段はこのハウスではあまり作業を行わないが、先日からそれらのポットに生えた雑草やコケを取る作業を集中して行なっている。

25度近くなるとむしろ暑い

二重ハウスなので、日が照ってくると20度近くになることもあり、徐々にネックウォーマーを外し、帽子を脱ぎ、上着を脱ぎ・・・と「北風と太陽」のようにしながらの作業だ。

一時的に気温が上がっても寒さに弱い苗は枯れないだけで成長もしない。ところが寒さに強い雑草たちは大喜びで伸びていく。すこし油断しているとあっという間にポットが雑草だらけだ。

そんな雑草たちは案外根をしっかり張っているので面倒くさい作業ではあるが、暖かい中で音楽を聴きながらの作業はなかなか楽しい。片付けに外に出ると0度近くの寒さで身が引き締まる。また中に入ってポカポカ。

昔、星新一のショートショートで、暖かいところと寒いところを何回も楽しめるのが贅沢なのだ・・・というような内容の話があったが、そう思って作業しているとより楽しくなってくるから人間は単純なものだ。

夕方から着実に気温降下

もちろん、曇ってくると徐々にハウス内の温度は下がる。午後には10度を切り、夕方に向けて着々と温度は下がっていく。体が冷え切らないうちに帰ることにしよう。

ハウスでプランク

朝、着替える時に忘れずに身につけるのがホッカイロ。寒さを感じ始める時期から春に暖かくなるまでは欠かすことはできない。理由は腰痛対策。どれほどの予防になっているのかはわからないがとりあえず今シーズンもここまでノートラブルなのはホッカイロのおかげだと思っている。

腰が弱いことはもう10年以上前からわかっているので、腹筋や背筋をしたり、ストレッチに励んでみたり、ラジオ体操で腰をしっかり動かしたりして他の予防策も取っているが、ラジオ体操以外はどうも続かない。

幸い、その辺りに詳しい育苗担当のU君がいるので、お茶の時間に尋ねてみた。

いわゆる僕らが知っている、体育の時間にしていた腹筋運動は案外負担が大きく、正しく行わないと逆にダメージも心配されるので、むしろプランクで腹筋を鍛えるのが良いとのアドバイス。

ただ、「プランク」って言われてもぼんやりとイメージは湧くが正しいやり方は知らない。目の前に良いコーチがいるので指導してもらうことになり、休憩室がトレーニングジムに変わる。

U君の指導のもと、プランクの姿勢をとり、何秒まで耐えられるか試してみることに。

正しい姿勢で行うのが大事だとのこと

したことがないので不安だ。今回は「何秒耐えましょう」ではないので余計にドキドキする。

緊張しつつもじっと耐える・・・耐える・・・耐える・・・。しんどいが、思ったよりも続きそうだ。

とりあえず、1分30秒!

U君によると、私の年齢(56歳)で1分30秒できたら合格とのこと。良かった!!

これを一日何セットかするのが良いとのこと。また、どうやら腹筋は問題なさそうなので、背筋を鍛える方向も考えるべきとのアドバイスをいただく。

園芸を楽しむにも程々の筋肉は必要。この冬、予防も兼ねてしばらく筋活に励んでみようか。

U君の筋トレのレッスン、とてもわかりやすかったので、次回のメルマガからコーナーを作って紹介することになりました!乞うご期待。

色々お疲れ様です

早朝はまだ積もっていない雪だったが、出勤時間前後から降り出して道路にもうっすらと積もるようになった。

ラジオでは今季最強最長寒波とのこと。毎年表現が大袈裟になっていくように聞こえる。油断し過ぎている方への強いメッセージなのだろう。

少年漫画に出てくる敵の強さのようにどんどんレベルアップが必要なのだろうか。次はどんな表現になるのか頭を捻ってみたが思いつかない。どなたが考えるのか知らないが、お疲れ様です。

せっかく注意していただいているのでとりあえずは備えをしっかりしてなるべく外出しないに限る。

幸い、今朝の雪は比較的軽いようで、ビニールハウスの屋根に積もっても割と素直に落ちてくれる。上に乗ったままだとまさに冷蔵庫状態で気分的にも寒くなるのだ。

それでも、屋根のあるところで仕事できることに感謝せねばならない。混雑を避けて遅れて出た出勤途中、雪の中で樹木の剪定や土木作業も行われていた。本当にお疲れ様です。

竹の収穫作業

引き続き、苗の棚(ベンチ)作りが続く。不定形の竹という材料を使うので、材料の必要量は正確にはわからない。

今回全体の1/3程度まで進んで、おおよその必要量が明らかになってきたので、残りの材料の確保作業を行うことにした。

場所はいつもの出雲のとある川沿いの竹藪である。

今シーズンはスタッフのU君も同行。初めての竹切り、竹割作業に励んでくれている。

今日は天気も穏やか。小雪が舞うような日でも、竹の収穫作業をしていると汗ばむぐらいなので今日はむしろ暑いぐらい。汗をかかないようにと気をつけていても汗が滲んできて、一枚、もう一枚と上着を脱ぎながらの作業。

先日までは120cmで切り出していたが、今日はサイズの違う棚用に、150cmも追加して割っていく。30センチ大きくなるだけだが、目の高さぐらいにナタを持ってこないといけないので結構大変だ。

途中、強く割れた竹が勢いよく膝に当たってきて、思わず声が出てしゃがんでしまうほど痛かった。ひどくはないようだが、明日以降に後遺症が出ねば良いのだが。

午後は近くからパン、パンという銃声!?と思ったら、とんどさんが行われていたようだ。先週予定だったのが強風で延期となったとか。今日は最適だろう。

昼食と2度の休憩を挟み、比較的ゆっくり作業を続けたが、夕方までにほぼ予定量を確保できた。

鮮やかな春のグリーン

一月とは思えないような穏やかな日が続く。普段ならどんよりとした曇り空と雨と雪が続く1月なのだが、まるで2月になって春が近くまで見えてきたかのようだ。

それでもまだ周囲は暗い色が大半を占める。と思ったら、不意に鮮やかな色に目が留まった。他の季節なら気がつかないだろうが、ポツンと明るい色があると目がいきやすいのだろう。

近づいてみると鮮やかな色の青虫。ヨトウムシではないだろうか。それにしてもこの時期に、しかもビニールハウスのビニール押さえの紐、地上から1メートルはあるところになぜ?

 

他のシーズンならにっくきヨトウムシ。成敗されても文句は言えないが、この時期にということで慈悲の心が湧いてきて草むらへ逃がしてやった。

昼前、近所の方から、ふきのとうをどっさりいただく。去年もこのぐらいにいただいたような記憶があるが、それでも「もう?」と感じてしまう。鮮やかなグリーンの葉を見ているだけで春を感じる。

夜、ふきのとう味噌を作ったら、奥にしっかり固い蕾ができていた。