季節柄アブラムシに関する質問を良く受けるので、資料になればと思ってアブラムシの写真を撮りにでかけた。
まずは圃場の周りのピーピー豆(カラスノエンドウ)が繁っているところへ。先日草刈りをする時にイヤというほどたかっていたのである。ところが探そうとするとなかなかいないものである。
先に天敵のテントウムシの幼虫の方が見つかった。まだ小さな幼虫だが、動きはなかなか速い。この運動量ならお腹も空いてたくさんアブラムシを食べてくれるだろう。
この間はいくらでもいたアブラムシがほとんど見つからない。これがアブラムシの不思議なところである。育苗しているハーブの苗の場合にしても、ある種類に発生しても、しばらくするといなくなり、他の種類に移っているのである。
圃場を一回りしてようやく一群を見つけた。こういう写真が撮りたかったのである。先日まで、どのピーピー豆もこんな状況であった。新芽が出たでで美味しかったのだろう。あの強力無比のセイタカアワダチソウも新芽が出た時にはびっしりとアブラムシがつく。「健康この上ない」これらの雑草にさえつくのだから、普通の栽培植物につかない方がおかしいと思えてくる。
アブラムシの種類についてはまだ勉強が足りないので同じ種類かどうかは定かではないが、ピーピー豆に付く種類はうちのハーブたちではあまり見ないようだ。セイタカアワダチソウにももっと赤いような種類がつく。また改めて調べてみたい。