花粉症と指しゃぶり

ジュニパーの花芽も日に日に充実してきた。雄花が花粉を飛ばす日も近そうだ。

世間ではそろそろ花粉症のシーズンも終盤を迎えたとか・・・幸い発症していない自分にはまだ辛さがわからない。以前は優越感だったのが、周囲に花粉症の人が非常に増え、この頃はちょっとアウェイ感を味わうシーズンでもある。

スタッフのA君も今年は症状が辛いと嘆いていたが、朝晩舌の裏にニガリを一滴落とすと、ずいぶんよくなるそうだ(薬も服用中)。

梱包スタッフのBさんも同じく今年は辛いと話していたので、ニガリのことを教えてあげたら、すぐに試してみるとのこと。

でも、みんなお家にニガリを常備しているものなのだろうか?と不思議に思って聞いてみたら、子供さんが小さい時、指しゃぶりを防止するためにニガリを使っていたのが残っているそうだ。なるほどである。

ちょうどこれから指しゃぶりが始まりそうなおちびチャンがいるA君なので、そのことを伝えてあげた。A君もそれはいいですね。と喜んでくれた。

自分には花粉症も、指しゃぶりもいまのところは関係なさそうなので、ただ情報のハブになっただけだったが、まあお役に立てればそれでいいのだろう。

居候の条件

今年も遅れに遅れているが、だいぶ終わりが見えてきたビオラ類の植え替え。デリケートなものは冬のうちに行うのだが、丈夫な種類は後回しになって今頃になってしまった。

具体的にはこのビオラ・ソロリアなどだが、開花してからぐらいのほうが都合が良いこともある。

丈夫ということは、また繁殖力も強かったりするので、お隣の鉢に種子で飛んでいることも稀ではない。葉に特徴があるので、注意していればわかるのだが、「以前からここにいました」というような何食わぬ顔で育っているとつい見逃してしまうのだ。

むしろ、その鉢の本当の主が、この種類の影でひっそりと根を張っていたりすることもある。

とはいえ、春の暖かい日差しの中、気持ちよく咲いている姿を見ると、決して憎めないものなのだ。これも居候の条件なのだろう。

桜の下で野挿し

今日は少し気温も低め、風もあるので肌寒いが、時々陽もさす日曜日。

朝から道路も混雑気味。スタッフとも、「今日はみんな花見かなぁ?」と話しているところだ。スタッフの一人は、昨日皇居の乾通りの桜をみてきたそうだ(すごいね)。

自分も機会があればお花見に行かないわけではないが、毎日のようにみているせいか、わざわざという気になれなかったりする。

というのも圃場の裏には、旧家の庭の大きな桜が咲き誇っているからだ。

今日はこの桜を正面に見ながら野点・・・ではなくてネトルの挿し芽。野挿し作業だ。

普段、挿し木や挿し芽の作業は、屋外の親株から枝をとってきて、ビニールハウスの作業台で行う事がほとんどだ。作業もしやすく能率も良い。

ただ、ネトルはこうして育っているその場で挿し芽をする事が多い。なるべくフレッシュな芽を、というわけではなくて、やはり棘が痛いので極力触るのは最低限にしたいからだ。

普段の挿し芽では、使う事がないが、ネトルの時だけは手袋を二重に着用。右手はけちって一枚で作業していたらチクリと強烈な一撃を喰らってしまった。

暖かい日差しを浴びながらの気持ち良い作業。ただ一つ難点はそのうち腰が痛くなる事。来年は緋毛氈でも広げてのんびり作業しようか。お弁当も用意して。

結果オーライ

4月に入ってから寒い日が続く。あるスタッフのご主人は昨夜会社のお花見会があったようだが、相当寒かったのではないだろうか。

3月も中程ぐらいまではそこそこ暖かい日も多く、そのまま一気に春に突入かという感じもしたが、ここに来て急ブレーキがかかったような感じだ。

今日も朝のうちは雨が降り、気温も低く、溝掃除の続きをしようと思っていたがとても取り掛かる気にはなれなかった。

とりあえず、作業が遅れていたグラス類のメンテナンスを行う。

当店の場合、この時期まだレモングラスの親株はまっ茶色で、生きているのかどうかさえわからない。もちろん株分などの増殖作業もできない。

ある程度育つのを待っていたらスタートが梅雨前になってしまうので、前年の秋に株を掘り上げ、苗作りを行う。そうすることで春(正確には初夏ぐらいになるが・・・)に苗を販売する事ができる。

ところが、この場合問題がある。株分したうち、ある程度の株は冬を越す事ができずに枯れてしまうのだ。なので、春の初めに冬を越した株とそうでない株をよりわけ、また古い葉や雑草を取り除く作業を行う。

今年はこの作業が遅れに遅れ、4月にはいってからとなってしまった。ただ、株の様子は冬の終わりとあまり変わらないので、結果オーライということにしたい。

虫の名前

今日も朝の予報では20度に迫る気温になるということだった。

早朝も小鳥たちの声が賑やか。日が登ってくると昆虫たちも動き出すようで、ローズマリーの花によく見るハナバチかハナアブがやってきて、忙しく蜜を吸っていた。

昔ならば、後で調べようと思っても、そのまま忘れてしまうことが多かったが、今はスマホで撮影して、すぐに画像検索で虫の名前もわかる。

ハチの仲間ではなく、アブ(ビロウドツリアブ)だった。確か以前にも調べたように思うが全然覚えていない。脳味噌の老化のせいか、その場で分かったつもりになって安心してしまうのか。せめて蜂かアブかぐらいは覚えていても良さそうなのだが。

写真を撮って顔のところを見ると、アブだという感じがよくわかるが、肉眼だと素早く動く虫なのでそれさえわからない。この辺も機械に頼るしかなさそうだ。

以前、誰だったかそれも忘れたが、作家の方が、鳥だか虫だかの細かい名前も覚えることなく、「アハハ、可愛い鳥がいますね」で満足できるというようなことを書いていた。ま、こまめに名前をテクノロジーで調べるよりもそれぐらいのほうが心にも良さそうだ。