扶養家族は増やせません

暖かさに誘われて、圃場の周りの用水路の溝掃除を行なった。もうすぐ地元の水利組合が溝掃除を行なう。用水路の水を使っているわけではないので、溝掃除に参加する必要はない。でも、この圃場からの泥も流入していないとは言えないので見て見ぬふりもし辛い。せめて圃場の周りだけはあらかじめ掃除をしておくと安心だ。

幸い、生活排水も流れ込んでいないので、きれいなものだ。山からの土砂が所々に溜まっているのをさらう程度。天候を選んで行なえばそれほど苦痛ではない。さっぱりとして流れもスムーズになった用水路を見ると、気持ちが良いものだ。

毎年のように溝掃除で見かけるサンショウウオには出会えなかったが、今年は久しぶりにサワガニを見つけた。サワガニも小学校のころは田舎の伯父の家に行き、山際の沢で良くつかまえたものだ。家につれて帰り、半年ぐらいは結構元気に生きていたような気がする。ごはん粒と煮干しか何かを餌にして、結構可愛がっていた。サワガニは背中?のところにあるくぼみがニコッと笑った口に見えて愛嬌がある。ちいさなはさみで御飯粒を食べる姿もまた可愛らしいのだ。

サワガニ

しかし、今では養うものが多いのでとてもサワガニを飼うほどの余裕はない。写真を撮ったらすぐにもといた場所に帰してやった。きれいになっていて驚いたかな?