秋の失敗、春の反省

昨日は各地で春一番が吹いたといわれるけれど、この辺りでは、「そう?」といった感じだった。確かに南風は少し強かったようだが、毎年、ビニールハウスが揺さぶられるような風で春一番を感じるので、それに比べればまだまだだったようだ。

まあ、それでも圃場のところどころで春の兆しが見つかるようになった。今日は、花壇の様子をなんとはなしに眺めていたら、あちゃー、昨秋植えたポットマリーゴールドの真下から球根の芽が!

スキラとポットマリーゴールド

ラベルがどこかへ行っていたせいか気がつかずにポットマリーゴールドを植えてしまったのだろう。確かここには・・・と頭をひねることしばし。葉の様子から花の様子はぼんやりと思い浮かぶのだが、名前が出て来ない。情けなや。

結局事務所に帰って、昔植えた球根のリストを検索して、ようやくScilla campanulata(S. hispanica)だと思い出した。しかし、ピンクかブルーかはいまもって不明。花が咲いたらしっかりとラベルをつけておかねば。

どうも球根類に対してはこういうミスが多い。性格的に向いていないのかなぁ。

しかし、この球根も植えっぱなしで、おそらく10年近くになるのではないかな?決して良い環境とはいえないはずなのに、徐々に増えつつあるようだ。よほど丈夫なのだろう。

さて、近接して育ってしまうことになった2つの種類、今後どうなるやら。