厄介なやつら

暖かい時期の庭仕事で注意したいのは毒のある昆虫である。蜂もむろん危険だが、毒の有る毛虫も厄介である。

特にうちのスタッフの中で嫌われているのがイラガの幼虫。思わぬところにポツンといたりするので、虚を突かれがちだ。

昨日も剪定した枝を片付けようとしたら左の手首のところに激痛が走った。手袋をしていたのに、ちょうど手袋と長袖の隙間を狙われた。

チクチクチクチクチクチクチクチク

イラガ特有の痛みである。

ダッシュで車に戻り、刺されたところにガムテープを何度も貼ってははがす。針を抜くためである。これでほぼ大丈夫だが、念のため、ラベンダーオイルも塗っておく。作業に戻り、その後痛みも出なかった。

一応対処方法が分かっているので刺されてもそれほど心配することはなくなった。でもやはり刺されるのはイヤである。

今日も一つの庭で仕事を終え、車に剪定した枝を積んだ。次の庭で、さて、作業を始めようとした時、くま手の柄に付いているイラガを発見。確か今日の枝にはいなかったのに・・・・

イラガ

更に、圃場に戻り、車に乗せた道具を片付けようとして、ふと見るとクリップボードにまた一匹。

イラガ

今日一日、恐る恐る車に乗るはめになったのである。